Kutsuki DataBank / Phase 1
処方箋はどこから来ているか
どのクリニックからの処方箋が多く、どれくらい偏っているかを見ます。
門前からの処方箋
1%
353枚 / 全31,924枚
門前=クリニックから40m以内。処方箋の大半は門前以外
門前以外からの処方箋
98%
31,225枚
413施設に分散(1施設あたり平均 76枚)
上位2院の割合
73%
医療法人はせがわ耳鼻咽喉・平山皮フ科クリニック
3位以下の全クリニックを合わせても 27%
2か所以上のクリニックから来た患者
1,844人
全患者 8,885人の 21%
- わかったこと
- 門前(クリニックから40m以内)は処方箋の約1%で、大半は門前以外から来ています。ただし上位2院(医療法人はせがわ耳鼻咽喉・平山皮フ科クリニック)に73%が集中しています。
- 良い?悪い?
- 2院への依存度が高く、どちらかの患者数が減ると店全体に直結します。
- 次にやること
- 門前以外のうち処方箋の多いクリニック上位10件を優先して、関係づくりを進めます。
月別の推移
毎月の処方箋の大半は門前以外で、門前(クリニックから40m以内)は月39枚ほど(2026年5〜7月の平均)です。
この図の読み方橙が門前、青が門前以外の月別の処方箋枚数です。線の右端の数字が直近月の枚数です。
クリニック別の処方箋
上位2院だけで処方箋全体の73%を占めています。
この図の読み方期間中の処方箋が多いクリニック上位10件です。棒の右の割合は、全処方箋に対する割合です。
関係づくりの候補(門前以外の上位10件)
門前以外のクリニックのうち、すでに自店への処方箋が多い順に並べました。
| クリニック | 診療科 | 処方箋(枚) | 門前以外の中での割合 | 薬局からの距離(km) |
|---|---|---|---|---|
| 医療法人はせがわ耳鼻咽喉科 | 耳鼻咽喉科 | 14,475 | 46.4% | 0.3 |
| 平山皮フ科クリニック | 皮膚科 | 8,576 | 27.5% | 0.3 |
| 藤井クリニック | 内科・小児科・消化器内科 | 1,107 | 3.5% | 0.0 |
| 医療法人創康会岸本クリニック | 内科・脳神経外科・放射線科・リハビリ | 913 | 2.9% | 0.1 |
| 医療法人 恵仁会 田中病院 | 内科・消化器内科・外科・消化器外科・ | 772 | 2.5% | 0.2 |
| 南茨木皮ふ科クリニック | 皮膚科・小児皮膚科 | 641 | 2.1% | 0.1 |
| 南茨木グリーンクリニック | 泌尿器科・内科・形成外科 | 483 | 1.5% | 0.3 |
| 医療法人 医泉会 かしまクリニック | 内科・呼吸器内科・アレルギー科・リハ | 377 | 1.2% | 0.7 |
| 医療法人高島整形外科 | 整形外科・リハビリテーション科・リウ | 226 | 0.7% | 0.3 |
| 医)廉心会消化器内視鏡クリニック | 消化器内科・内科 | 217 | 0.7% | 0.1 |
専門家向けの詳細
専門家向けの詳細(ABC分析・時系列・外生要因・患者ポートフォリオ)
クリニック別ABC(パレート)
累積構成比(パレート)。最大シェアは門前・門前以外それぞれの中での割合
この図の読み方クリニック別の累積構成比(パレート図)です。左の棒は件数、右の折れ線は累積シェア。折れ線が80%に達するまでの施設数が「少数集中か分散か」を示します。少数の施設に集中しているか、多数に分散しているかを見ます。
| クリニック | 処方箋(枚) | 全体に対する割合 | 薬局からの距離(km) | 区分(40m基準) |
|---|---|---|---|---|
| 医療法人はせがわ耳鼻咽喉科 | 14644 | 45.9% | 0.300 | 門前以外 |
| 平山皮フ科クリニック | 8671 | 27.2% | 0.300 | 門前以外 |
| 藤井クリニック | 1120 | 3.5% | 0.044 | 門前以外 |
| 医療法人創康会岸本クリニック | 918 | 2.9% | 0.077 | 門前以外 |
| 医療法人 恵仁会 田中病院 | 782 | 2.5% | 0.210 | 門前以外 |
| 南茨木皮ふ科クリニック | 650 | 2.0% | 0.109 | 門前以外 |
| 南茨木グリーンクリニック | 486 | 1.5% | 0.263 | 門前以外 |
| 医療法人 医泉会 かしまクリニック | 378 | 1.2% | 0.744 | 門前以外 |
最大シェア: 全体に対する割合 45.9%(KPIの分母)/門前の中での割合 100.0%(パレート図の分母)。
80%到達施設数: 全体 5 / 門前 1 / 門前以外 4。
時系列
月次・季節パターン
この図の読み方処方箋件数の月次推移と、曜日・季節などの時間パターンをまとめた図です。ピーク月や落ち込みが外生要因(花粉・気温など)と重なるかを後段で見るためのベースラインです。
外生要因(相関)
花粉は0埋めせず欠測のまま表示
この図の読み方気温・花粉などの外生指標と来局件数の関係(散布・相関)を示します。花粉は欠測を0埋めしていません。相関があっても因果ではありません。
患者ポートフォリオ
頻度×利用クリニック数など
この図の読み方患者を来局頻度・利用クリニック数などで分類したポートフォリオです。「面利用候補」(複数クリニック利用)の規模が、門前依存からの拡張余地を示します。
流動 Sankey
この図の読み方地区→クリニック→自店の処方箋フローを幅で表した Sankey です。帯が太いほど流量が大きい。全体版で太い帯がどのクリニックに集まっているか、非門前版で面の経路の多様性を見ます。
データの扱いと限界
- 門前=立地パターン「門前型」(クリニックから40m以内)、門前以外=患者近接型・経由型・遠隔型。
- 花粉欠損は0埋めしていません。新患フラグは使用していません。
- クリニックの総発行処方箋数がないため、各クリニックに対する自店シェアは分かりません。